【秋華賞】武豊騎手ボンドガールは外から猛追も届かず重賞4度目の2着

武豊騎手騎乗のボンドガールは2着(カメラ・高橋 由二)

◆第29回秋華賞・G1(10月13日、京都競馬場・芝2000メートル、良)

 牝馬3冠最終戦は15頭で争われ、武豊騎手が騎乗した5番人気のボンドガール(美浦・手塚貴久厩舎、父ダイワメジャー)は最後の直線で外から末脚を伸ばしたが、届かず2着に敗れた。重賞では昨年のサウジアラビアRC、今年のニュージーランドT、クイーンSと3度の2着があり、前走の紫苑Sで3着と好走しているが初制覇が遠い。現役ではシンエンペラー(牡3歳、栗東・矢作芳人厩舎、父シユーニ)やフォーエバーヤング(同、父リアルスティール)などを所有する藤田晋オーナーにとっても待望のJRA・G1勝利は持ち越しとなった。

 勝ったのは1番人気のオークス馬チェルヴィニア(クリストフ・ルメール騎手)で、力強く抜け出し2冠達成となった。勝ちタイムは1分57秒1。

 3着は2番人気のステレンボッシュ(戸崎圭太騎手)だった。

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