16歳の張本美和が決勝へ 2冠かけ北朝鮮のキム・グムヨンと激突 陳幸同、伊藤美誠を次々撃破…アジア選手権シングルス

張本美和

 卓球のアジア選手権は12日、カザフスタンのアスタナで女子シングルス準決勝が行われ、世界ランク7位の張本美和(木下グループ)が同9位の伊藤美誠(スターツ)との日本人対決を(11―8、11―6、11―13、11―8)3―1で破り、決勝進出を決めた。女子団体との2冠を懸けて、13日に24年パリ五輪混合ダブルス銀メダルのキム・グムヨン(北朝鮮)と対戦する。キムはリ・ジョンシクと組む24年パリ五輪混合ダブルスで張本智和早田ひな組を1回戦で破るなど勢いを見せ、銀メダルを獲得している。

 張本美は4回戦で異質攻守型のマニカ・バトラ(インド)を(11―8、9―11、11―7、11―5)3―1で下し、8強入り。準々決勝では、世界ランク6位の陳幸同(中国)を(15―13、6―11、11―8、13―11)3―1で破って、伊藤との準決勝に臨んでいた。

 また、木原美悠(木下グループ)と組む女子ダブルスでも4強入りを果たしている。

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