那須川天心「必ずいい結果で終わらせたい」初のタイトル獲得へ 獲得後は「全員、狙ってる」

会見に臨む那須川天心(カメラ・堺 恒志)

◆プロボクシング ▽WBOアジアパシフィック・バンタム級(53・5キロ以下)王座決定10回戦 同級1位・那須川天心―同級2位ジェルウィン・アシロ(14日、東京・有明アリーナ)

 プロボクシング「7大世界戦+那須川天心地域タイトル戦」という8つのビッグマッチが行われる「Prime Video Boxing 10」は13、14日、東京・有明アリーナでゴングを迎える。11日は都内のホテルで記者会見が行われ、16選手が一堂に会した。

 WBOアジアパシフィック・バンタム級(53・5キロ以下)王座決定で初のタイトルに挑む那須川天心は黒いキャップ、グレーのジャージー姿で登壇。司会者に紹介されると両腕でマッスルポーズを作ってみせた。「体調もコンディションも全てよく、全部整えてきた。あさっての計量を待つだけ」と自信たっぷり。前回KO勝ちした流れを踏襲し、普段から意識してきた。「トレーニングだけじゃなく勝負してきたつもりがある。必ずいい結果で終わらせたいと思っています」と力強かった。

 今後の展望、ターゲットについて聞かれると「このベルトを取ってから、いろんなことは話せると思う」と慎重に前置き。その上で「取って、来年どこかで4つ(団体)、いま日本人がベルトを持っているので、その中で、誰というのはないけど、全員狙ってます」と、現在、日本人が占める世界主要4団体のバンタム級ベルトに照準を定めた。

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