8大タイトル戦『Prime Video Boxing 10』に井上尚弥ら豪華ゲスト…10月13日、14日

10月13、14日の8大タイトル戦の配信ゲストに井上尚弥(左上)、解説は山中慎介氏(左下)、村田諒太氏(右上)らが行うことが発表された(Prime Video提供)

 プロボクシングの8大タイトル戦『Prime Video Boxing 10』(13、14日、東京・有明アリーナ)の13日のゲストとして世界4団体スーパーバンタム級(55・3キロ以下)統一王者の井上尚弥(大橋)が出演することが4日、発表された。

 尚弥は「今回は七つの世界タイトル戦を含む、8試合のビッグマッチが行われます。2日間に渡って行われるこの豪華すぎるイベントに、日本のボクシングがすごい時代に突入したなと感じさせられ、非常にワクワクしています。特に、弟の拓真の試合は日本人対決で非常に盛り上がると思います。調整も進んでおり、過去イチの仕上がりで試合に臨んでくれると思います。階級が近いこともありバンタム級の試合は個人的にも注目しています。その他の試合も目が話せない試合ばかりです。皆さんに楽しんでもらえるように盛り上げていきたいと思っています」(原文ママ)とコメントを寄せた。

 そのほかにも4人の元世界王者がゲストとして出演する。元WBC世界スーパーバンタム級王者の西岡利晃氏、“神の左”と呼ばれた左ストレートを武器にWBC世界バンタム級(53・5キロ以下)王座を12度防衛した山中慎介氏に加え、13日は元世界3階級制覇王者で現在は大橋ジムのトレーナーである八重樫東氏、14日は元WBA世界ミドル級(72・5キロ以下)王者の村田諒太氏も解説を行う。

 西岡氏は「このような大きなイベントにゲストとして参加できることを大変光栄に思っています。私自身、Prime Video のボクシングのライブ配信に出演するのは初めてですが、これまでボクシングの魅力が詰まったいい試合を多く配信されているなと感じながら見ていました。今回解説する側になり、できるだけ多くの人がボクシングに興味を持ってもらえるように私もボクシングの魅力を発信できればと思っています」とコメントした。

 試合は13日のメインがWBA世界バンタム級タイトルマッチで王者・井上拓真(大橋)―同級2位・堤聖也(角海老宝石)。セミファイナルがWBC世界フライ級(50・8キロ以下)王座決定戦で同級1位・寺地拳四朗(BMB)―同級2位クリストファー・ロサレス(ニカラグア)。そのほか、WBA世界フライ級タイトルマッチは王者ユーリ阿久井政悟(倉敷守安)―同級8位タナンチャイ・チャルンパック(タイ)、WBO世界ライトフライ級(48・9キロ以下)王座決定戦では同級1位岩田翔吉(帝拳)―同級2位ハイロ・ノリエガ(スペイン)が行われる。

 14日はメインでWBC世界バンタム級タイトルマッチで王者・中谷潤人(MT)―同級1位ペッチ・ソー・チットパッタナ(タイ)。セミファイナルはWBOアジアパシフィック・バンタム級王座決定戦で同級1位・那須川天心(帝拳)―同級2位ジェルウィン・アシロ(フィリピン)。そのほか、WBO世界スーパーフライ級(52・1キロ以下)タイトルマッチで王者・田中恒成(畑中)―同級5位プメレレ・カフ(南アフリカ)、WBO世界フライ級タイトルマッチで王者アンソニー・オラスクアガ(米国/帝拳)―同級1位ジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)が対戦する。

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