【注目馬動向】ドウデュースがいきなり好時計 天皇賞・秋へ友道調教師「いつもより落ち着きがある」

CWコースで好時計を出したドウデュース(カメラ・岩田 大補)

 天皇賞・秋・G1(10月27日、東京競馬場・芝2000メートル)で復帰するドウデュース(牡5歳、栗東・友道康夫厩舎、父ハーツクライ)が10月3日、滋賀・栗東トレーニングセンターで本格的な追い切りを再開した。

 この日はCWコースでしまいを伸ばすような形だったが、6ハロン81秒0―11秒3をマーク。先月12日に帰厩後、軽めの調整で土台を整え、29日に同コースで6ハロン86秒9―10秒7と軽く時計を出してはいたが、実質1本目となる追い切りで好時計をマークした。

 友道調教師は「動ける馬ですからね。体はいい意味で変わりありません。いつもより落ち着きがある感じ。これから、調教をやっていってどうかですね」と説明した。今までのレースと同じように、1週前追い切りには主戦の武豊騎手=栗東・フリー=が騎乗する予定。ラストシーズンの始動戦へ向け、徐々に態勢を整えていく。

 また、同レースに参戦する今年の皐月賞馬、ジャスティンミラノ(牡3歳、栗東・友道康夫厩舎、父キズナ)もCWコースで6ハロン86秒4―11秒4をマーク。強力2頭出しへ、こちらも順調だ。

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