「目標は優勝」パリ五輪代表・宮浦健人、高橋和幸主将らが初代王者へ決意…STINGS愛知が新体制会見

大同生命SVリーグ開幕に向けて意気込みを語った宮浦健人(ジェイテクトSTINGS愛知 提供)

 大同生命SVリーグ男子(10月に新たに開幕)に参戦するジェイテクトSTINGS愛知が拠点の愛知・岡崎市内で新体制発表会見を開いた。新主将の高橋和幸は「目標は優勝です。バレーボールを楽しんでプレーすることも忘れずに今季、戦い抜きます」と初代王者を目標に掲げた。

 新リーグ参戦にあたってユニホームも一新。ホームユニホームは、昨季までは白が基調だったが、ミズノ社製作の新ユニは、新たにチームカラーになった「BEES‘ GOLD」を基調色に採用した。パリ五輪代表のオポジット・宮浦健人は「この色はすごく気に入っている。スティンビー(公式キャラクター)により近い色になった。ファンの皆さんになじみやすい色になったと思うし、これを着てホームアリーナをいっぱいにしてほしい」と胸を躍らせた。

 今季は、米国代表のアウトサイドヒッター(OH)、トリー・デファルコやブラジル代表のOHリカルド・ルカレッリ、日本代表のミドルブロッカー・高橋健太郎、リベロの小川智大のトップ選手が新たに加入した。さらにポーランド、フランスでプレーした宮浦が3季ぶりにチームに復帰。新加入の小川は「(セッター)関田(誠大)さんのトスをみんなが面白いように打っているのを見て、すごいなと感じている。オフェンス面は、国内のトップだと思っている」と、守備の要が太鼓判を押した。

 パリ五輪に出場した高橋健も「メンバーもそろっているし、気持ち新たにフレッシュな状態で1年間戦っていきたい」と意気込み。デファルコとルカレッリも「チームの目標を達成するためにできる限りのことをしたい」と口をそろえて気合い十分。開幕戦は10月12日にホームの岡崎中央総合公園総合体育館でVC長野トライデンツと激突する。強力な攻撃陣とリベロ小川を中心とした守備力を発揮し、初代王者の座をつかみ取る。

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