宮崎早織「3Pバンバン決めて行く」馬瓜エブリン「切り替えて行くかが大事」日本協会のパリ五輪総括受け

Wリーグ開幕会見に登壇した(2段目左から)森ムチャ、井上桃子、渡辺亜弥、本橋菜子、河村美侑、矢野凪紗(1段目左から)船生晴香、山本麻衣、宮崎早織、馬瓜エブリン、佐藤由璃果、東藤なな子、渡嘉敷来夢

 バスケットボール女子「大樹生命Wリーグ」は27日、都内で2024~25年シーズンの開幕記者会見を行った。

 パリ五輪日本代表選手からは、馬瓜エブリン(デンソー)、宮崎早織(ENEOS)、山本麻衣(トヨタ自動車)、本橋菜子(東京羽田)、東藤なな子(トヨタ紡織)が登場。

 壇上では各選手が意気込みを語り、宮崎は「(五輪は1次リーグ3連敗で終わり)目標とするものはつかめなかったが、五輪を経験できたことは良かった。個人としては、スピードも存分に通用したと思う。練習してきた3ポイントも確率良く決められた。Wリーグでも3ポイントをバンバン決めて行けたら」と宣言した。

 宮崎は以前、日本協会が行ったパリ五輪総括会見で、東野智弥・技術委員長に「外角(=3ポイント)にシュートがない」と名指しではっきり指摘されていた。これを受けての反応かと問われると「そこら辺はみなさんのご想像にお任せします」と笑顔。「ただ、私はしっかり3ポイントを決めきって、スピードだけじゃないんだっていうのをみなさんにお見せできたらと思っている」と語った。

 また、馬瓜エブリンは以前、東野氏の発言を受けて、自身のXに「本当に失礼極まりない」などと、自らの素直な思いを記していた。この日は、「色々ありますけど、でもそれ以上に自分たちでしっかりと、どう切り替えて行くかが一番大事」と話すにとどめた。

 今季からWリーグは2部制となり、8チームが1部の「Wプレミア」、6チームが2部の「Wフューチャー」に分かれて、レギュラーシーズンを戦う。10月11日にENEOS対トヨタ自動車(東京)から開幕する。プレーオフ決勝は4月5日から3戦先勝で、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザで開催される。

ジャンルで探す