大の里が大関昇進 八角理事長「攻めの姿勢を忘れず、強い気持ちを持って一つ上の番付を目指して」と期待

八角理事長

 日本相撲協会は25日、東京・両国国技館で大相撲九州場所(11月10日初日・福岡国際センター)の番付編成会議と臨時理事会を開き、秋場所で、13勝2敗で2度目の優勝を果たした関脇・大の里(二所ノ関)の大関昇進を満場一致で正式に決めた。

 昇進に際し、八角理事長(元横綱・北勝海)は「対策してくる相手に対し、力強く前に出る圧力と馬力のある相撲をみせてくれた。安定感があり立派だった。今後は大関として立場も変わり、求められるものも大きくなってくるが、相撲でも私生活においても全力士の手本となってもらいたい。攻めの姿勢を忘れず、強い気持ちを持ってまた一つ上の番付を目指して、今まで以上に日々の稽古に精進してほしい」と文書でコメントした。

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