小田凱人、パラリンピックの金メダルを「ブームで終わらせたくない」と出場を決意…木下グループ・ジャパンOP
パリ・パラリンピックの車いすテニス男子シングルス金メダルで、世界ランキング1位の小田凱人(ときと、東海理化)が24日、会見を開いた。小田は、25日に開幕する男子テニスツアー公式戦、木下グループ・ジャパン・オープン(東京・有明)と同時開催する車いすテニスの部に出場する。
パラリンピックが終わり、多くのイベントなどをこなし、練習時間も不足していた。「出るかどうかを悩んだのは正直あった」というが、騒ぐだけの「ブームで終わらせたくない」という思いが強かった。「波が終わる前に、ここが一番、盛り上がるかなと。生で見れば、映像とは全然違うし。東京だし」と、自分のプレーを見せることで、車いすテニスへの興味をとどまらせたいという思いだ。
車いすテニスの部は、9月27~29日の3日間で行われる。「土、日もあるので、多くのお客さんが見てくれると思う」。小田にとって、パラリンピック金メダルの凱旋(がいせん)試合となる。
09/24 14:18
スポーツ報知