W・ディアンズ「前半の20分は良かったけど…」フィジーに敗れ準優勝…ラグビーPNC

ラグビー日本代表

◆ラグビー▽パシフィックネーションズカップ(PNC)2024決勝 フィジー代表41―17日本代表(21日、東大阪市花園ラグビー場)

 世界ランキング13位の日本は、同10位のフィジーに敗れ、準優勝に終わった。フィジーは2連覇。大会最多を更新する7度目Vを飾った。23年W杯代表のロック、ワーナー・ディアンズ(BL東京)は「タフな試合ですね。フィジーはフィジカルなチームだと分かっていて、自分たちもそこに勝てるように試合に入った。前半の20分ぐらいは良かったけど、その後、相手のゲームになってフィジーなラグビーをやり続けて、自分たちのラグビーができなかった」と悔しさをにじませた。

 10―10で折り返した後半はフィジーに計4トライを献上し敗れた。ただ、セットピースには手応えをにじませ、チームも「ONE TEAM」になってきたと実感を込める。W・ディアンズは「夏からみんなで長くいるからコネクションのところは良くなってきた。チームな感じがあって試合の中でもお互いのために頑張れる、家族みたいな感じになってきて、仕事量やワークレートのところで成長したかな」とうなずいた。

 10月にはニュージーランド代表(オールブラックス)を迎えたリポビタンDチャレンジカップが神奈川・日産スタジアムで予定されている。「きょうの試合を含めて、今までの試合でいろんな学びがあった。課題を修正して、成長して次の試合に向けて頑張りたい」と、敗戦を糧に強くなる。

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