尊富士が十両優勝 関取昇進後は“皆勤すれば優勝”の無類の強さ

嘉陽に敗れ2敗目を喫した尊富士(カメラ・池内 雅彦)

◆大相撲 ▽秋場所14日目(21日、東京・両国国技館)

 西十両11枚目・尊富士(伊勢ケ浜)が、2度目の十両優勝を決めた。この日の取組では東十両14枚目・嘉陽(中村)に寄り倒しで敗れたが、2差で追いかけていた東十両筆頭・千代翔馬(九重)も敗れたため、優勝が決まった。

 新十両だった初場所で優勝、春場所では110年ぶりの新入幕優勝を果たし、今場所は14日間を皆勤して優勝を決めた。優勝を逃している場所は右足首のケガなどで休場しており、関取になってから“皆勤すれば優勝”という無類の強さを見せている。

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