「虎ハンター」小林邦昭さん、「祭壇」写真が公開…「タイガーマスクとの名勝負」「齋藤彰俊との激闘」…プロレス人生を象徴するパネルが飾られていた

小林邦昭さんの祭壇(代表撮影。ⒸNJPW)

 「虎ハンター」の異名で新日本プロレス、全日本プロレスなどで活躍し今月9日に亡くなった元プロレスラーの小林邦昭さん(享年68)の告別式が19日、都内の斎場でしめやかに営まれた。

 葬儀には新日本プロレスの棚橋弘至社長、永田裕志小島聡真壁刀義、平成維震軍で同志だったAKIRA、齋藤彰俊、元新日本プロレスの山崎一夫氏らプロレス関係者が参列し小林さんへ最後の別れを告げた。

 弔辞は「平成維震軍」だったプロレスリング・ノアの齋藤彰俊が読み上げた。出棺では、参列したレスラーがひつぎを運び、小林さんの入場テーマソング「THE ROOM PART ONE」が流れた。

 告別式を終え新日本プロレスが祭壇の写真を報道陣に公開した。棺は、特別に作られたリングの上に置かれ、花束と共に小林さんが試合で着用していた赤のパンタロンがかけられた。

 白い花で包まれた祭壇は、小林さんのプロレス人生を象徴する写真が飾られた。正面には超満員の会場で無人のリング。向かって右側には、タイガーマスクとの激闘、齋藤との歴史に残る壮絶な一戦、IWGPジュニアを巻いた姿、平成維震軍のメンバーと共に写る姿、2000年4月21日の引退試合で2人の愛娘とリング上で並んだ写真が飾られた。プロレスラーとしての誇り、そして遺族の小林さんへの思いが詰まった祭壇だった。

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