北口榛花の今季の1文字は“波”「荒波、穏やかな波。乗りこなせたからこそメダルがとれた」…JALアスリート報告会

所属するJALグループ社員にパリ五輪の報告会を行い贈呈された記念プレートを手にする北口榛花(カメラ・池内 雅彦)

 JALアスリート社員のパリ五輪報告会が17日、都内で行われ、陸上女子やり投げで金メダルの北口榛花、男子110メートル障害で5位入賞の村竹ラシッド、フェンシング男子エペ個人で金メダルの加納虹輝が登壇。北口は「報告できる機会をいただけて良かったですし、皆さんとやり取りもできてすごく楽しい時間でした」と充実の表情で話した。

 パリ五輪で大活躍だった3人。激動の今シーズンを漢字一文字で問われ、北口は“波”を挙げた。「簡単ではなかった1年間。すごい荒波の時もあったし、穏やかな波の時もあったし、激動の1シーズン。でもその波を乗りこなせたからこそメダルがとれたと思っています」

 “良”を挙げた加納は、「フェンシングをやってきて良かったと、今回のパリ五輪を終えて心から思いました」と説明。“現”を挙げた村竹は、7月のダイヤモンドリーグ(パリ)で予選を組1着通過した時のことを振り返り「海外メディアに英語でインタビューされて『我々は君のことを知らない。背景から教えてほしい』と言われました。やっと世界の試合も出場できるようになりましたし、五輪もファイナルに残れた。世界から見たときに、『なんか、変なのが現れた』って思われたと思うので」と笑いながら説明した。

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