今年1月の第100回箱根駅伝で21位の神奈川大に西脇工の足立永氏がスタッフ就任

第100階箱根駅伝は総合21位に終わった神奈川大で5区を担った大泉

 今年1月の第100回箱根駅伝で21位だった神奈川大は1日、駅伝チームの新スタッフ(スカウティングディレクター)として、足立幸永氏が就任したことを発表した。

 足立氏は日体大出身で、1983~85年の箱根駅伝に出場。83年大会はアンカーとして総合優勝のゴールテープを切った。84年大会は現在、日体大を率いる玉城良二監督とタスキをつなぎ、85年大会では9区で区間賞を獲得した。指導者としては2023年度まで高校駅伝の強豪である兵庫・西脇工の顧問として、多くの高校生ランナーを指導、育成した。

 神奈川大は今年1月の第100回箱根駅伝を最後に35年間、チームを指導した大後栄治監督が勇退し、中野剛監督が就任した。6月の全日本大学駅伝関東選考会では7位で本戦の出場権を獲得。新たな挑戦を始めている神奈川大にとって、選手としても指導者としても経験豊富な足立氏のスタッフ就任は大きな力となりそうだ。

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