ボクシングWBO世界バンタム級王者の武居由樹9月予定の初防衛戦必勝宣言 王座奪取の祝勝会で

武居由樹はWBO世界バンタム級王座獲得の祝勝会であいさつ(大橋ジム提供)

 プロボクシングのWBO世界バンタム級(53・5キロ以下)王者の武居由樹(大橋)が6月30日、都内のホテルで祝勝会を行った。元K―1王者は5月6日、東京ドームでジェーソン・モロニー(オーストラリア)に挑戦し、判定の末、王座奪取に成功していた。

 史上初のK―1との2冠達成を果たした王者を祝う会には地元の足立区から300人が駆けつけた。武居は公式会見などの第一声は「足立区からきた武居由樹です」とあいさつするのが定番となっている。東京ドームでも勝利後のリング上でのインタビューも最初にこのあいさつを最初に行った。地元を大切にしている王者の晴れ姿に仲間も大喜びだった。

 所属ジムの大橋秀行会長と元世界3階級制覇王者である八重樫東トレーナーも出席。武居は9月に都内で行われる予定の世界4団体スーパーバンタム級(55・3キロ以下)統一王者・井上尚弥(大橋)の防衛戦をメインとする興行で、初防衛戦に臨む予定。祝勝会の中で次戦の必勝宣言を行い、会場は大いに盛り上げた。

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