阿部詩「普通の女の子になりたい。戻りたい」パリ五輪連覇で、次はネイルに挑戦「派手派手にします」

　柔道女子５２キロ級でパリ五輪代表の阿部詩（パーク２４）が２６日、東京・味の素ナショナルトレーニングセンターで取材に応じ、連覇に向けて「この１か月でどこまで作り上げられるかが勝負だと思う。しっかり自分の技に磨きをかけて、またどんな場面でも自分のやってきたことが出るような精神力が必要だと思う。最後は気持ちの勝負。技術、心、体、三つそろってきている」と自信を示した。

　目標達成後には「普通の女の子になりたい。戻りたい」と照れ笑い。やってみたいことにはネイルを挙げ「派手派手にします」と宣言した。インスタグラムなどでかわいい女性が見ると「いいな～って思う」と阿部。「あまり長期間の休みが取れないので、できない。五輪が終わったら少し取れるかなと思う」と笑顔で話した。

　また、資格の取得や勉強などにも意欲を示し、「今の私の印象とは違った私になりたいなと。ずっと柔道一筋で歩んできた阿部詩がいて、それとまた違った阿部詩を追い求めていってもおもしろいんじゃないかなと。全然、柔道からは離れないですけど」と次なる目標も語った。