バレー男子指揮官「誇りに思う」世界ランク2位日本はパリ五輪1次リーグでフランス&ポーランド戦回避

フィリップ・ブラン監督

 パリ五輪1次Lの組み合わせに関わる24日付世界ランキングが発表され、日本は2位になった。五輪は21年東京大会を制した開催国フランスがA組で、同1位のポーランドがB組、日本はC組に入ることが決まった。残りは世界ランクを基に27日に抽選が行われる。

 組分け抽選で、日本は世界5位以内の第2ポット(P)以上を目標に掲げてきた。ブラン監督は1次Lでフランス、ポーランドとの対戦を回避し「誇りに思う」と話した。ただ、出場国で第2Pに入ったランク上位3~5番手のスロベニア、イタリア、米国はいずれも強豪。6~8番手の第3Pには五輪3度制覇のブラジルもいるだけに“死の組”に入る可能性は残す。指揮官は「2位になったことはとても誇りに思うが、だからといって五輪1次Lの組分けが簡単になるわけではない。エジプト以外はどこも強く、全てのチームが上位争いに絡んでくる」と引き締めた。

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