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錦島親方、朝乃山と会食していた…退職届受理 処分なしもコンプラ委「無責任かつ無自覚な行為は言語道断」

20年3月、大関昇進の伝達を受ける朝乃山(右)と高砂親方(当時)

 日本相撲協会は11日の理事会で、大関・朝乃山の先代師匠である錦島親方(元大関・朝潮)の退職届を受理したと発表した。協会によれば、同親方は昨年7月から、少なくとも4度、協会のガイドラインに違反していた。外出禁止期間中に知人ら2~3人と飲酒を伴う会食を行い、付け人の幕下以下力士も同席させた。さらに、今年1月の初場所前には自身の家族や知人との飲酒を伴う会食に、朝乃山も同席させた事実も発覚した。

 協会のコンプライアンス委員会は「外出禁止に背いたのみならず、自らの弟子である朝乃山や付け人の力士養成員を会食に同席させて外出禁止違反の行為に及ばせた無責任かつ無自覚な行為は言語道断」と断じ、報酬減額の処分意見と退職届受理の検討を理事会に答申していた。本人の意向で10日に退職届が受理されたため、今回の理事会では処分は協議されなかった。

 錦島親方は昨年11月に定年を迎え、師匠は高砂親方(元関脇・朝赤龍)に代わっていた。師匠交代後も先代が相撲部屋に住み、高砂親方が自宅から部屋に通う指導方法も議論された。外出禁止期間中のキャバクラ通いが判明した朝乃山の監督責任を問われた高砂親方は3か月20%の報酬減額処分。先代師匠の度重なる違反行為に、尾車コンプライアンス部長(元大関・琴風)は「弟子に言って聞かせないといけない立場の人」と残念がった。

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