【エビともやしの瞬間蒸し】2、3分蒸してエビのパサパサ問題解消!蒸し汁の旨みを吸ったもやしの美味しさに『孤独のグルメ』ばりに心の声が漏れ
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本日のメニュー
「エビともやしの瞬間蒸し」
エビの魅力は、甘味のある旨味とプリッと食感。
でも、時々出会ってしまうんです、パサパサで旨味が抜けてしまったエビに……。
これは、エビにとっても、食べる人にとっても悲しい出来事。
エビ好きとしては、なんとしてもパサパサを阻止したいわけです。
エビにちゃんと火を通したい、でも加熱しすぎるとパサつく。
この課題をクリアできるのが〈瞬間蒸し〉。
沸騰させた酒蒸しだれに、エビを入れて一気に加熱!
蒸し時間はほんの2~3分。
即席麺にお湯を注いで待つのとほぼ同じ時間で完成です。
今回は甘味が濃くてお手頃価格のバナメイエビと、火の通りが早いもやしを使います。
それでは、いざ、瞬間蒸し!
「エビともやしの瞬間蒸し」の作り方
「エビともやしの瞬間蒸し」
バナメイエビ(むき)…………………………160g
もやし……………………………………………150g
A ニンニク(みじん切り)…………………1片分
料理酒(塩分ゼロ)……………………大さじ3
ごま油………………………………………大さじ1/2
塩…………………………………………………ひとつまみ強
黒コショウ………………………………………適量
1)エビは背に添って包丁で切り込みを入れて背わたを除き、酒少々(分量外)をふり汁気をきる(余裕があれば、もやしのヒゲ根を取り除く)
2)フライパンにAを入れて強めの中火にかける。沸騰して油がパチパチし始めたら、すぐに1を加えて塩をふり、全体を混ぜ、蓋をして2分~3分蒸す。
3)器に盛り、黒コショウをふる。※蓋はきっちり密閉されない、のせるだけのタイプでもOK。
※塩ひとつまみは、指3本でつまんだ量です。
ハフハフ、プリプリ、じゅわ~、ゴクゴク
酒は78℃ほどで沸騰し、蒸発し始めますが、油は100℃以上の高温になる。
そして、油には保温効果があるので熱が逃げにくい。
こうして、効率よくエビに火を通すというわけです。
強めの火加減で、一気に短時間で蒸し上げたら完成。
手早くザッと器に盛ったら、湯気がボワ~と立ち上がります。
黒コショウをガリッとふって、ビールをプシュッ。
ハフハフ、プリプリ、じゅわ~、ゴクゴク。
「蒸し汁の旨味をまとったもやしも、リッチな味に変身してるぞ」
『孤独のグルメ』の五郎さんばりに心の声が漏れてしまいました。
これはもう、熱々を夢中で食べるのが似合います!
04/30 08:00
婦人公論.jp