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全日本・諏訪魔が三冠V6!ヨシタツ挑戦名乗り「ベルト巻いて異種格闘技戦に臨む」

佐藤耕平(右)にバックドロップを見舞う諏訪魔=後楽園ホール

佐藤耕平(右)にバックドロップを見舞う諏訪魔=後楽園ホール (C)デイリースポーツ

 「プロレス・全日本」(23日、後楽園ホール)

 三冠ヘビー級選手権試合が行われ、王者の諏訪魔が佐藤耕平を破って6度目の防衛に成功した。

 188センチの自身を上回る194センチの長身で総合格闘技の経験もある実力者の佐藤が繰り出す厳しい打撃、関節技に苦しめられた諏訪魔。終盤には高々と持ち上げる豪快なファルコンアローで頭部をマットにたたきつけられるが、なんとかカウント2で返す。さらに、佐藤が追い打ちのジャーマンスープレックスを狙ったが、諏訪魔はバックドロップで切り返してピンチを脱出した。

 その後は戦いが激化し、諏訪魔は佐藤の重い音を響かせる頭突き、エルボー連打で攻め込まれるが、ラリアット、ドロップキックなどで反撃。最後はラリアット連発で粘る佐藤をねじ伏せ、バックドロップホールドで3カウントを奪った。

 苦しい戦いを制した諏訪魔はマイクを持つと、「今回の三冠戦、相手が佐藤耕平選手で本当にありがたい。打撃もらったら目が飛ぶしさ、ビックリしたよ。あんなに強え人がいるんだなと思ったら、プロレス界も捨てたもんじゃないね」と佐藤の実力を称賛。続けて、「この三冠のベルト、来月で獲ってから1年になる。今日勝ったから1年経過ってことでいいかな」と観衆に問いかけた。

 そこにヨシタツが登場。新日本プロレス出身で“王道ストロングプロレス”“超闘魂”をスローガンに掲げており、「これを確立させるために、今すぐそのベルトが必要になった」と挑戦を要求した。さらに、「今オレが三冠(のベルト)を巻いたら、この業界の流れがガラッと変えられるぞ。今の全日本プロレスの象徴、諏訪魔から三冠を獲ったら、これは歴史的転換点になる」と豪語し、「最近、オレとお前のシングルの対戦成績はヨシタツの3勝0敗だ。ここまで言われたらお前、引き下がれないだろう」と訴えた。

 これに諏訪魔は「お前に3連敗しているのは汚点だ」と切り返し、「だったらいいよ。三冠をかけて、その汚点を払拭(ふっしょく)してやるよ」と挑戦を受諾。最後は「お前、全日本所属なんだからストロングスタイルとか言うんじゃねえよ」と苦言を呈した。

 インタビューでも諏訪魔は「骨折れるかと思ったよ。紙一重だった。あんな強い人いるんだね。もっともっとやりたい。なかなか当たれなかったけど、巡り巡って、こうやって当たるというのは、本当にプロレス界の不思議なところだなと思いますね」と佐藤を称賛。ヨシタツについては「あんな場で言われたら汚点、悔しさが増すよね」と苦笑しながらも、「断る理由はないね。今日みたいにガツガツいって、(防衛を)伸ばしてやるか。あいつバックドロップを使うんだよな。それも気にくわねえ。オレは昔から言ってるからね、全日本のバックドロップにこだわりあるって。その勝負をしてやろうと思いますよ」と改めて挑戦受諾の意志を示した。

 一方のヨシタツは「かつて(新日本プロレス創設者のアントニオ)猪木さんがストロングスタイルを確立するにあたって、プロレスの王者として、幾多の異種格闘技戦を行った。オレもそれに習います。3月のシリーズ、オレは異種格闘技戦をやります」と表明。「それにあたって、真のプロレスの王者の証、三冠が必要になった。急に。だからオレは三冠のベルトを巻いて、プロレスの王者として異種格闘技戦に臨む。オレの王道ストロングスタイル、超闘魂を確立させて、ヨシタツ・キングダムを反映させる。オレが言いたいのはそれだけだ」と、挑戦の理由を説明した。

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