遠藤哲哉、秋山準にDDT初黒星つけた「オレが一番ビックリ」D王全勝Vを宣言

秋山準(下)に遠藤スペシャルを見舞う遠藤哲哉(上)=東京都文京区の後楽園ホール(DDT提供)

秋山準(下)に遠藤スペシャルを見舞う遠藤哲哉(上)=東京都文京区の後楽園ホール(DDT提供) (C)デイリースポーツ

 「プロレス・DDT」(22日、後楽園ホール)

 DDTの最強決定リーグ戦「D王 GRAND PRIX 2021」が開幕。Bブロックでは、KO-D無差別級王者の遠藤哲哉が秋山準を破って、全勝での完全制覇を口にした。

 遠藤自らの希望で、初戦で実現した秋山との闘いは序盤ロックアップで始まり、グラウンドでのレスリングの攻防でしのぎを削った。遠藤が場外戦に誘うと、秋山は逆にフェンスに投げ飛ばし、ヒザ蹴りを見舞った。リングに戻ると、秋山はパイルドライバー、ネックブリーカーなどで攻め立てた。ヘッドロックをバックドロップで切り返した遠藤は、変型ケブラーダの遠藤スペシャル、スワン式エルボーなどで反撃。負けじと、秋山はラリアット、ランニング・ニー、フロント・ネックロック、投げ捨てジャーマンを繰り出した。

 その後、激しいエルボーの打ち合いとなったが、秋山はジャンピング・ニー、ヒザ蹴り、そしてエクスプロイダーをたたき込むもカウントは2。さらに、秋山がリストクラッチ式エクスプロイダーを狙うと、遠藤は首固めで切り返すも2カウント。勝機と見た遠藤はオーバーヘッドキック、ハンドスプリング式のキック、旋回式トーチャーラックボムと波状攻撃も、秋山はカウント2で返した。ならばと、遠藤はトップロープへ駆け上がり、鮮やかなシューティングスター・プレスを決めて3カウントを奪った。

 13日の記者会見で、遠藤は秋山戦を事実上の“優勝決定戦”と位置付け、勝っても負けても、残り試合を棄権すると発言していたが、バックステージで「遠藤哲哉の天王山。山場は越えた。気分がいいから残りの公式戦も全部出て、全部俺が取る。20年、遠藤哲哉イヤーで締めくくる。勝っちゃたよ。俺が一番ビックリしてる!」と前言を撤回して、全勝優勝を宣言。

 続けて、遠藤は「正直ちょっと圧倒されたところはある。ゴングが鳴って、向かい合って、向こうが歩み寄ってきたとき、俺自身後ろに引いたところはある。圧のかけ方というか、まだ俺が経験したことがないようなものを秋山準はもってた」と振り返り、「秋山準に勝った人間は、DDTに俺しかいないから。ほかの奴ら、同じブロックに誰がいるかとかあんまり覚えてないけど、残りも誰が来ようが俺が勝つ以外にない」と言い切った。

 さらに、遠藤は「たたみかけかな、最後の。うまく自分の型にはまったというか。秋山準との闘いは、そんなにしてないから、お互いにわからない状況で、今回はたまたま俺の型がはまった。そこかな。今日の俺の勝ちを決めたポイント。だから2回目以降がどうなるかわからない。またいつか試合することがあるかもしれないし」とコメント。無差別級王者の遠藤が優勝した場合、挑戦者を指名できるが、遠藤は「そんなの決まってるでしょ。言わせないでよ。それはもう、みんなが考えている相手を指名しますよ」と話し、明言は避けた。

 一方、5月16日の「TV SHOW!」から、DDTにレギュラー参戦し、7月よりレンタル移籍した秋山は、同団体での初黒星となったが、「チャンピオンだから、あれぐらいじゃないと。シューティングスターって効くんだな。彼は体重も軽いからそんなに効かないと思ったら効いたよ!息できなかった。さすがチャンピオン。28年目にして目標ができた。目標ができた俺、まあまあ強いから」と気持ちを切り替えていた。

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