ヤンキース 田中の快投で先勝 6回1安打無失点でPS通算5勝目

田中将大 (C)デイリースポーツ

 「ア・リーグ優勝決定シリーズ第1戦、アストロズ0-7ヤンキース」(12日、ヒューストン)

 ヤンキースの田中将大投手(30)がシリーズ第1戦に先発し、6回1安打無失点の快投で今プレーオフ(PS)2勝目、同通算5勝目を挙げた。68球で1四球、4奪三振。打線はトーレスがサイクル安打にあと三塁打とする3安打5打点。チームは10年ぶりワールドシリーズに向けて好発進した。

 大舞台で田中が躍動した。5日のツインズとの地区シリーズ第2戦以来、中6日のマウンド。前回は5回1失点で勝利を手にしている右腕はこの日も勝負強さを見せた。

 初回、二回はいずれも三者凡退。変化球を主体にボールをしっかり低めに集め、コーナーぎりぎりに投げ分ける芸銃的ピッチングで内野ゴロ4、内野フライ1、三振1。味方外野手に仕事をさせなかった。

 三回1死から8番タッカーに初球スプリットを狙い撃たれて右前打を許したが、続くチリノスをスライダーで三ゴロ併殺に仕留めて二塁さえ踏ませない。四回はスプリンガーとアルトゥーベの巧打者からスライダーで空振り三振を奪うなど、3人を料理した。五回は先頭ブレグマンを四球で歩かせたが、アルバレスを右飛に仕留め、飛び出した一塁走者を右翼ジャッジの好送球で二重殺。グリエルには高めの146キロのボール球を振らせて右飛に討ち取った。六回も下位打線3人を難なく片付けた。世要した球数はわずか68。十分な余力を残し、勝利のバトンをリリーフ陣に託した。

 田中の快投に応えるかのようにヤンキース打線が援護する。アストロズの先発グリンキーに対し、三回にトーレスが適時二塁打で先制点を挙げると、六回にはトーレスとスタントンがソロ本塁打を放って2点を追加する。七回2死満塁からトーレスが2点適時打。トーレスはサイクル安打にあと三塁打とする3安打5打点をマークした。

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