宇野昌磨の新ルール観「構成を下げるのではなく」構成安定を目指す

 優勝を決めた宇野昌磨=11月10日

 「フィギュアスケート・NHK杯」(11日、広島県立総合体育館)
 11日まで行われた男子シングルで、スケートカナダに続く連勝を飾り、GPファイナル(12月6日開幕・カナダ、バンクーバー)進出を決めた平昌五輪銀メダリストの宇野昌磨(20)=トヨタ自動車=が、一夜明け取材に応じた。SP、フリーとも4回転ジャンプにミスが出た内容に反省をしつつ、さらなる飛躍への誓いを立てた。宇野との一問一答は次のとおり。
 −昨日はどう過ごした?
 「昨日の夜は、ただ寝て起きてという感じで」
 −4回転トーループに苦戦しているSPの構成は変えない?
 「力が入りすぎている中で、どうコントロールするかもう少し模索していきたい。コーチも『いいよ』と。次も同じような構成で挑戦しようと思う」
 −GP2戦を終えて。
 「去年よりもスケートにうまく向き合えていると思う。練習の仕方だったり。ただ、どれだけ練習がよくても試合は難しいなと感じてる。去年は試合を楽しもうと思って臨んでいたけど、今は楽しもうではなく、いい意味で責任をもって、いい演技ができるようにと思ってる。もっと上手くなりたいし、期待に応えられる選手になりたい」
 −新ルールは。
 「やはり失敗が大きく影響する採点だと思う。僕で言うと4回転サルコーがリスクが高い。成功しても回転不足になっているし、メリットがないのかもしれない。でもこれを安定させれば武器になる。新ルールだから構成を下げるのではなく。この構成を安定させていきたい」
 −4回転ループは。
 「ループもそろそろ再開させなきゃって思っている。ただ、決まったらすごくきれいなんですけど、はまらないとパンクになったりする。すごく練習から心身をもっていかれる。今はサルコーを安定させたい」
 −練習の取り組み。
 「去年は全日本が終わってからいい練習が出来るようになったけど、今年は最初からできている。ただ、練習でできていることを試合で100パーセント発揮できていない。でもそれが試合の難しさであり、魅力。だからこそやりがいがある」
 −去年と今年の気持ちの部分の違い。
 「自分に期待している。だからこそ落ち込んだり、悔しいと思うことが去年よりも多くなっている」

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