元阪神マートン現役引退表明 カブス編成部門補佐に就任 来日1年目にイチロー超え

引退を表明したマートン

 阪神で6年間プレーし、10年に日本プロ野球のシーズン最多安打記録(当時)を塗り替える214安打を放つなど、チームの主力として活躍したマット・マートン外野手(36)が現役引退し、米大リーグ、カブスの編成部門補佐に就任することが12日(日本時間13日)、分かった。本人がデイリースポーツに明かした。
 マートンは03年ドラフトでレッドソックスから1巡目、全体32番目で指名されてプロ入り。04年7月にトレードでガルシアパーラらとカブスへ移籍、05年7月8日のマーリンズ戦でメジャーデビューを果たした。
 その後はアスレチックス、ロッキーズを渡り歩き、10年に阪神と契約。来日1年目でいきなりイチローのもつ年間最多安打記録を塗り替えるなど、シュアな打撃で3度のシーズン最多安打をマーク。14年には打率・338で首位打者を獲得した。チームの主力として4度のクライマックスシリーズ進出(10、13〜15年)、14年には球団9年ぶりの日本シリーズ進出に貢献した。
 16年にカブスとマイナー契約を結んで米球界に復帰。76試合で打率・314と結果を残したが、7年ぶりのメジャー復帰の夢はかなわず。昨季はタイガースとマイナー契約を結び、再びメジャーの舞台を目指したが、3Aで7試合に出場した後、4月中旬に契約を解除された。
 メジャー通算成績は5シーズンで346試合、打率・286(952打数272安打)、29本塁打、112打点。日本での6年間の成績は832試合、打率・310(3287打数1020安打)、77本塁打、417打点。首位打者1回、シーズン最多安打3回、ベストナイン4回。通算安打数は阪神外国人歴代最多。

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