なんと100億円をもらい損ねた!?横浜FMが悔やんでも悔やみ切れない「痛恨の1敗」って

横浜Fマリノス

 悲願のアジア王者まであと一歩のところまで迫りながら、5月26日に行われたAFCアジアチャンピオンズリーグACL)決勝第2戦でアルアイン(UAE)に1-5という大差で敗れ、2試合合計3-6で準優勝に終わった横浜F・マリノス

 だが、これはただの1敗とはわけが違った。タイトルを逃したのは当然のことだが、今回の敗戦により優勝すれば入ってくるはずだった100億円以上のお金が泡と消えてしまったからだ。

ACLの優勝賞金は400万ドル(約6.3億円。6月2日現在、以下同)で、準優勝の賞金は200万ドル(約3.1億円)。この3億円という差も大きいのですが、それとは比較にならないほどの痛手だったのが、優勝チームに与えられるFIFAクラブワールドカップ2025の出場権なんです」(スポーツジャーナリスト)

 クラブW杯は、これまでは毎年開催されていたが、2025年の大会から仕組みが一新される。開催が各国代表チームで争われるW杯と同様に4年に一度となり、出場クラブ数も32チームになる。報道によれば、出場チームが得られる出場賞金は5000万ポンド(約100億円)とも言われている。横浜FMは、あと一歩のところでこの大金をもらい損ねてしまったのだ。

「優勝できなくてもACL王者を除いたクラブランキングの最上位になれば出場権を得られたのですが、こちらでも横浜FMはアジア6位で届きませんでした」(前出・ジャーナリスト)

 ちなみに、Jリーグで唯一2025年のクラブW杯の出場権を持っているのは、2023年に2度目のACL制覇を果たした浦和レッズ。賞金は今後予算として反映されることになり、どのような形でクラブが強化されるのか、ファンや関係者から注目を集めている。

 横浜FMにとっては悔やんでも悔やみきれない1敗となってしまったようだ。

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