サントリー移籍・高橋藍の年俸「お家が2つ買える」を巡って飛び交う「2説」

バレー

 バレーボール男子日本代表の高橋藍が5月28日、国内トップリーグのSVリーグサントリーサンバーズへの入団会見を行った。日本体育大学在学中から世界最高峰のイタリア1部リーグに挑戦し、今シーズンは強豪のモンツァで主力としてプレー。チームを準優勝に導いた。気になるのは年俸だが……。

 高橋は会見で日本でのプレーを決めた理由について「トルコやポーランドの選択肢もあったが、日本のリーグが世界最高峰を目指す新リーグ(SVリーグ)に移行することで、世界的にも注目されている」と説明。サントリーを選んだ理由としては「世界一を目指せると思って決断した」と語った。

 契約期間は「1年ごとの勝負に徹したい」と単年契約。背番号はイタリア時代と同じ「12」。契約金と年俸は非公開だったが、栗原GMは「バレーボール選手という職業に、夢を持ってもらえるようなオファーを出した」と言い、金額については「東京では難しいかもしれませんけど、お家が2つ買える」「他のプロスポーツに引けを取らない額を提示したと思っている」と明かした。

「お家が2つ買える」という表現にネット上では《家2つということは、2億でしょうね。都心では1億でも狭小住宅になってしまいますが》《大台1億だろうね》などと、1億円説と2億円説に大きく分かれた。

「ケニアのニュースサイト・TUKOは2022年4月、バレーボール選手の高年俸ランキングを発信しました。それによると、1位は140万ドル(約2億2000万円)。となると、高橋の2億円は考えにくくなります。住宅金融支援機構が公表している『2022年度フラット35利用者調査』によると、土地付き注文住宅の建築費用相場は東京都が6622万円で、全国になると4694万円。高橋の年俸が1億円だと都内で2軒は厳しいですが、全国規模で見ると可能です」(スポーツ紙記者)

 1億円説が有力か。

石田英明

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