山形中央、聖光学院に敗れ決勝進出ならず 秋季東北地区高校野球
第77回秋季東北地区高校野球大会(東北地区高校野球連盟主催、朝日新聞福島総局など後援)は18日、福島県いわき市のヨークいわきスタジアムで準決勝があり、山形中央は聖光学院(福島)に1―7で敗れた。
雨でマウンドがぬかるむ中、山形中央のエース小坂楓投手(2年)の投球に狂いが生じた。
三回に安打や四球で走者をため、連続適時打で2失点。四回は四球の走者2人の生還を許し、五回は2本の適時打で2点を失った。
直球にきれがなく、変化球の制球が定まらない。1失点で完投した2回戦、準々決勝とは程遠かったが、「相手打者が上だった。冬に体づくりを徹底したい」と前を見すえた。
白崎謙監督は「適時打で1点をかえし、さらに食らいつきたかった。3勝したことを自信にしながら、課題を一冬かけて克服したい」と話した。
今大会の成績は、東北に3枠ある来春の選抜大会出場校を決める判断材料になる。(坂田達郎)
10/19 11:00
朝日新聞社