京都国際のプレート、スタジアムに設置 全国制覇を記念し「金」に

校名プレートを取りつけた京都国際の前主将の藤本陽毅さん=2024年9月29日午前11時35分、京都市右京区のわかさスタジアム京都、八百板一平撮影

 わかさスタジアム京都(京都市右京区)に29日、第106回全国高校野球選手権大会(日本高校野球連盟、朝日新聞社主催)で初優勝した京都国際の校名プレートが設置された。

 スタジアムの2階通路には、選手権京都大会の歴代優勝校の名を刻んだプレートが並んでいる。

 この日は、京都国際の主将を務めた藤本陽毅(はるき)さんが、夏の甲子園での優勝を示す金色のプレートをとりつけた。京都勢としては、平安(現・龍谷大平安)以来、68年ぶりの全国制覇だ。

 藤本さんは「金のプレートを取りつけられるのは、一つ(のチーム)だけ。優勝できて、自分たちは幸せものだと思う」と話した。秋の府大会4回戦で敗れた後輩たちに「夏までは時間がある。チーム力にこだわって取り組んでほしい」とエールを送った。(八百板一平)

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