大谷翔平が56盗塁、イチローに並ぶ日本人最多 西地区Vに王手

パドレス戦の六回裏、56個目の盗塁を決めるドジャースの大谷翔平=小林一茂撮影

 大リーグ・ドジャースの大谷翔平が25日(日本時間26日)、本拠パドレス戦に「1番・指名打者」で出場して六回に二盗を決め、シーズン56盗塁をマーク。マリナーズ時代の2001年にイチローが記録した日本人最多に並んだ。

 同点の六回2死一、二塁、勝ち越しの中前適時打で出塁。次打者ベッツへの4球目だった。すばやく駆け出すと、捕手が送球を諦めるほど、余裕を持って二盗を成功させた。

 大谷はベッツが左手の骨折で離脱した6月中旬から「1番・指名打者」に定着すると、7月に12盗塁、8月に15盗塁、9月も23日(同24日)まで12盗塁と数字を伸ばした。

 ドジャースはパドレスを4―3で破り、ナ・リーグ西地区の優勝に王手をかけた。26日(日本時間27日)のパドレス戦で勝てば、3年連続の地区優勝が決まる。

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