「聖地」から大陸横断7か月、開幕戦の公式ホイッスル到着

開幕戦で使用されるホイッスル

 ラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会の開幕戦(20日、日本対ロシア)で主審が試合中に吹く公式のホイッスルが12日朝、中国・上海からの船で大阪市住之江区の大阪港国際フェリーターミナルに到着した。

 ホイッスルは、2015年のイングランド大会で決勝戦が行われたロンドン近郊の「ラグビーの聖地」トゥイッケナム競技場から、ユーラシア大陸を横断する約2万キロを約7か月かけて自転車で運ばれてきた。

 自転車をこいだのは、南アフリカ出身のロン・ルトランドさん(45)と、香港出身のジェームス・オーウェンさん(28)。2人はラガーマンで、2月にトゥイッケナム競技場を出発した。

 船から下りたルトランドさんは「無事に日本に届けることができてとてもうれしい」と笑顔を見せ、自転車に取り付けたかばんの中から金色に光り輝くホイッスルを取り出した。

 ホイッスルの表面には公式の笛であることや、開幕戦で日本とロシアが対戦することなどが記されている。旅の道中も盗難などの被害に遭わないようにかばんは厳重に管理していたという。

 2人は引き続き自転車で、開幕戦が行われる東京スタジアムまでホイッスルを運び、19日には主審に引き渡すセレモニーも行われる。

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