「なんで競泳会場に?」内村航平氏、まさかの体操「金メダル」解説なしに相次ぐ非難…パリの“熱気”伝えぬローテンション

 

 7月31日、パリ五輪では「体操男子個人総合決勝」がおこなわれ、金メダルを手にしたのは20歳の期待の星・岡慎之助選手であった。

 

「2位の中国・肖若騰選手とは、わずか0.334点差という大接戦でした。これで、日本勢は2012年のロンドン五輪から4連覇を果たし、体操王国の座を守りました。

 

 そこで、注目されたのは2012年、2016年と個人総合で金メダルを手にした、内村航平さんです。視聴者は、彼が解説するものだと思っていましたが、同じ時刻に内村さんがいたのは、まさかの競泳会場でした」(スポーツ紙記者)

 

 体操界のレジェンド・内村の姿がないことに、Xではツッコミが相次いだ。

 

《体操個人で金メダル出たのに、内村航平はなんでそこにいないで競泳会場にいんの?》

 

《ええ内村航平なんで解説とかでいないのかと思ったら競泳の方にいるの、、なんでだよ、、》

 

《今日のこの体操の会場に内村航平さんがいないで水泳会場にいるのどんなバグよ 放送権がNHKじゃないからとか言われてもこちとらBSで見てるから関係ないし体操個人総合なら内村さんの感想が聞きたかった》

 

内村航平はNHKなので競泳の会場にいるのは事故だろ。せめて起用するなら体操の放送権だけはNHKさん死守しろよ》

 

 

「これはNHKの“ミス”といえるでしょう。五輪の放映権は『ジャパンコンソーシアム』という、NHKと民放各局で構成された放送機構が取得しています。今回のパリ五輪の放映権料は総額400億円。そのうち、NHKは基本的に70%を負担しており、残りを民放各局が負担するという構図。つまり、NHKはどの競技を放送するかについて、強い発言権を持っているはずなんです。

 

 わざわざ内村さんを五輪のリポーターとして派遣したのですから、男子体操の放送はNHKが“死守”すべきだった、という声が聞かれるのもうなずけます」(同前)

 

 さらに、そもそも内村がリポーターに向いていない、という問題もある。

 

「たびたび指摘されていますが。低いテンションで話すため、パリの“熱気”が伝わってこないという不満を持つ視聴者は非常に多いです。もともと、ハキハキしゃべるタイプではありませんが、今回、同じく本格的な“リポーターデビュー”を果たした石川佳純さんと比べ、あまりに暗い印象を受けています」(同前)

 

 餅は餅屋。内村の体操解説が聞きたかった!

ジャンルで探す