「島田紳助みたい」柔道金メダリスト・大野将平氏 “的確” 解説の裏で「ロン毛激変」に戸惑いの声

東京オリンピックのときの大野翔平氏(写真・JMPA)

 

 7月28日から始まったパリオリンピックの柔道競技。

 

 早くも女子48キロ級の角田夏実、男子66キロ級の阿部一二三が金メダルを獲得するなど、日本勢の活躍が目立っている。

 

 日本中が注目する柔道の中継現場を支える解説陣の一人が、リオデジャネイロオリンピック、東京オリンピックと2大会連続で、男子73キロ級の金メダルを獲得した、大野翔平氏だ。

 

 

「大野氏はパリ五輪出場を断念し、国際大会は今後出場しないことを明言したものの、『柔道家に引退はない』と語っています。以前から自身との戦い、自分の柔道の追求といった “求道者” の雰囲気を感じさせる選手でした」(スポーツライター)

 

 これまで五輪に出場したときは爽やかな短髪に、柔道着の合間から見える胸筋も相まって、まさに武道家という出で立ちだった。

 

 しかし、パリ五輪中継でテレビに映った大野氏の現在の姿は、“ロン毛” ともいえる長髪を後ろで結び、Tシャツにジャケットを合わせたスタイル。

 

 この激変した姿に、X上では驚きの声が相次いだ。

 

《柔道現役時代のヘアスタイルの方が絶対に似合ってるってるし、イケてるのに。ロン毛はあんまり似合わないと思うんだよね》

 

大野将平島田紳助みたいになってしまっててちょっと悲しい》

 

《阿部詩の一本負けにはショックだったけどそれ以上に大野翔平のロン毛姿にビックリしている》

 

 髪型への評価はさまざまだが、男子60キロ級の永山竜樹の “誤審疑惑” や、女子52キロ級の阿部詩の2回戦敗戦など、衝撃的なことが続いている柔道競技において、解説陣への評価は非常に高いようだ。

 

「永山選手が『待て』の後に絞め落とされた際も、大野氏は『永山選手としては納得のいかない結果』と彼の気持ちに立ったうえで、『審判が畳の下に降りている』と判定が覆らないことを的確に指摘していました。そのうえで、永山選手に切り替えるべき、と冷静にエールを送っていたんです。

 

 またもう一人、解説を務めている穴井隆将氏も非常に聞き応えがあります。阿部詩選手が敗れた2回戦では、彼女が『技あり』でリードした後に『(相手選手の)急なギアチェンジを注意したい』と指摘していたんです。

 

 今大会の解説は繰り出した技の良し悪しもしっかりと説明しており、日ごろ柔道を見ない人にも興味をもたせる内容だと思います」(前出・スポーツライター)

 

 それだけに “異変” に敏感になる視聴者が多いのかも――。

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