古賀紗理那、28歳での引退表明にささやかれる“本当の理由”それでもファンが熱望する将来の“電撃復帰”
《パリオリンピック2024をもちまして、現役を引退することにしました》
パリ五輪でも活躍が期待されるバレーボール女子日本代表主将の古賀紗理那が7月9日、自身のInstagramで、直筆のメッセージを公開。26日開幕のパリ五輪を最後に、競技人生に別れを告げると発表した。帰国後に会見を開く予定だという。
「彼女の五輪挑戦は3度めですが、過去2回には、あまりいい思い出がないようです。2014年のリオ五輪では、20歳ながら若手のエースとして期待されていたんですが、まさかのメンバー落ち。2021年の東京五輪では、初戦で足首を捻挫し、その後、復帰しましたが、本調子とはほど遠く、チームも1次リーグ敗退となりました。パリ五輪は『三度目の正直』であり、競技人生の集大成として、臨む気持ちが強かったんだと思います。関係者には前々から引退することを伝えていたようです」(スポーツ紙記者)
古賀の年齢は28歳、選手として脂の乗り切った時期だ。日本の絶対的エースとして世界的に認められて来ただけに、引退を惜しむ声は多い。
「3度めの五輪を集大成にしたい、全盛期のうちに引退したい、そういった気持ちは強いと思いますが、いちばんは結婚が関係していると思います。古賀は2022年、バレーボール男子日本代表の西田有志と結婚しました。ただ古賀はNEC所属で、拠点は神奈川。西田はパナソニックで大阪と、結婚後も別居状態が続いていたんです。
しかも、バレーボールは、代表としての大会や合宿の回数が多いことで知られています。また、合宿の期間も長く、2人が新婚生活を送っているとはいいがたい状態でした。引退すればその生活が手に入ります。そして今度は、妻として夫のバレーボール人生を支えていきたいんだと思います」(スポーツライター)
最近は、母親となった選手へのサポート体制も変わってきて、復帰の手助けになることも多い。女子バレーでも、東京五輪代表だった荒木絵里香氏は、2014年1月に出産を経て、そのわずか6カ月後にチームに合流。産後9カ月で公式戦に出場している。古賀にも、そうした“電撃復帰”を期待するファンは多いはずだ。
まずは、パリでの勇姿を見届けたい。
07/11 04:32
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