「私含めて客3人」髙田延彦も酷評『アントニオ猪木をさがして』余計なドラマ&証言の人選にファンがっかり

2002年11月の「PRIDE.23」引退試合後、アントニオ猪木さん(左)とがっちり握手する髙田延彦

 

 10月6日より全国公開されている、故・アントニオ猪木さんのドキュメンタリー映画『アントニオ猪木をさがして』の評判が、あまりよろしくない。客入りも芳しくないようで、記者も公開初日に都内の映画館を訪れたが、初日にも関わらず、客が20人もいなくて「え……?」と思ったものだ。

 

 2022年10月に79歳で亡くなった、猪木さんの一周忌に合わせて公開されるドキュメンタリー映画ということで、ファンからは非常に期待された同作。しかし、蓋を開けてみれば、低評価の嵐となっている。その原因を格闘技ライターが語る。

 

 

「映画の内容は、猪木さんのことを知る関係者の証言やインタビューを軸に構成されるドキュメンタリーパートと、猪木さんファンの男性の小学校時代、高校生時代、中年時代を描いたドラマパートの2部構成なのですが、とにかくドラマパートの評判が『余計だ』『中身が薄っぺらい』など、すこぶる悪いですね。

 

 また、ドキュメンタリーパートの証言者には藤波辰爾藤原喜明など、猪木さんの全盛期を知る直弟子も登場しますが、猪木さんが創立した新日本プロレス創立50周年記念企画として製作されていることもあり、直弟子ではない棚橋弘至オカダ・カズチカ、若手の海野翔太らも登場しています。彼らに、猪木さんにまつわる深い話ができるわけもなく、このあたりの人選も不評を買っている一因です。

 

 ネットの声を集約すると、『浅い』『猪木を深堀りできていない』『アントニオ猪木がさがせない』という評価が大半です」

 

 そうしたなか、現役時の猪木さんとかかわりのあった、この人も声をあげた。

 

《こりゃないわな! スーパーヒーローを満喫!出来ず。何度席を立とうとしたか。観る側に何を伝えたかったのかサッパリ分からん。俺個人の見解》

 

 21日、自身のInstagramにそんな感想をつづったのは、少年時代、アントニオ猪木にあこがれてプロレスラーとなり、新日本プロレス時代には猪木さんの付き人もつとめた元プロレスラー・格闘家の髙田延彦(61)だ。髙田の投稿に、ユーザーのひとりが《あまりにも口コミの評判が悪く、猪木さんの名前を使った金もうけだと感じて鑑賞止めました》と書き込むと、髙田はそれに呼応する形で、

 

《そうでしたか!?どうりで観客は私を含めて3名でした。観なくて大正解です! 狙いは相変わらずで大功労者である猪木さんを使った新日本のプロモーション動画でした。プロモにもなっていませんが笑!ここまで酷いのはなかなか無いですね。1300円と貴重な時間の無駄遣いです》と、映画を痛烈に批判。続くやり取りでも、《最後まで我慢してれば何かあるだろ、との僅かな期待も容赦無く粉砕されました笑!》と書き込み、ダメ押しとばかりに批判した。

 

 髙田の投稿に関してSNSでは、

 

《高田がシュート仕掛けたw》

 

《まあ言いたいことはわからないではないが、故人も「おめえは何をやりてえんだ」と思ってるわ定期》

 

《1300円で観た??? あ、高田延彦(61)シニア料金か! もう60代だなんてむしろそっちに驚いた!!》

 

などの反応があがっている。

 

 かつて猪木さんの付き人までつとめた髙田にしてみれば、ひとこと、もの申さずにはいられなかったのだろう。

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