「借金同士の逆CS」ヤクルト・中日の“最下位争い”は最終戦までもつれ込み、立浪監督にはファンから怒号も

立浪監督(写真・時事通信)

 

「今年のドラゴンズの成績と私への批判、不満。これをしっかりと受け止めて、秋から再出発します」

 

 10月3日、バンテリンドームでおこなわれた今季最終戦となる巨人戦に1対3で敗れた中日ドラゴンズ。引き分け以上なら、5位が確定で球団史上初の2年連続最下位を免れることができたが、このチャンスを生かすことができなかった。

 

 立浪和義監督が試合後のセレモニーで冒頭の挨拶をおこなうと、本拠地とはいえ、スタンドからは「立浪、辞めろ!」などの怒号とブーイングが飛び交った――。

 

 

 これで今季の全日程を56勝82敗5分けで終了した中日の最終順位は、ゲーム差0.5で、現在最下位のヤクルトの最終戦(10月4日、vs.阪神)の結果次第となった。現在、56勝83敗3分けのヤクルトは、阪神戦に勝てば5位が確定。引き分け以下であれば、ヤクルトの最下位と中日の5位が確定する。

 

「9月23日には、ヤクルトが阪神に敗れたことで、Xに『自力5位消滅』なるワードがトレンド入りしました。当時、6試合を残していたヤクルトが残り試合に全勝しても、中日が残り8試合に全勝すればヤクルトの最下位が確定する状況となっていたのです」(週刊誌記者)

 

 ネット上では、両チームのファンからはかねて自虐的な声があがっていた。

 

《恐ろしいほどの借金を抱えた同士の逆クライマックスシリーズ》

 

《ドラゴンズに強く反省させる意味でも、ヤクルトには昨年覇者の意地を見せて欲しい》

 

 ヤクルトの自力5位が消滅した翌24日以降の両チームは、どちらも全勝には遠く及ばず、

 

中 △○●○○○●●(全日程終了)
ヤ ○●○●●

 

 という成績を辿っている。結局、今日10月4日のヤクルト最終戦までもつれ込んだというわけだ。

 

「今季、幾度もの“謎采配”によって、立浪監督率いる中日は黒星を重ね続けました。

 

 また、立浪監督がベンチでゴミ箱を蹴っ飛ばしたことから『キックボス』、クラブハウスで選手に出す食事において白米の提供を禁じたことから『令和の米騒動』など、ネガティブな話題が多かった」(同前)

 

 昨年まで2年連続セ・リーグ覇者のヤクルトは、“意地”を見せることはできるのだろうか。

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