スケボー西矢椛は13歳でCM3000万円、瀬戸大也は大口叩いて株爆下げ…五輪で分かれた選手の明暗

早くも飲料のCMが内定しているという西矢(写真・アフロ)

 

 メダルラッシュが続く東京五輪。無名状態から一気に脚光を浴びた選手が話題だ。

 

 まずは新種目スケートボード。ストリートでは、男女2人の金メダリストが誕生した。

 

「堀米雄斗(22)は、日本でそれほど知られていなかったが、拠点とする米国では人気が高かった。すでに10社以上とスポンサー契約を結び、昨年はロサンゼルスに練習場つきの豪邸を1億円で購入。今回の金で、さらに契約が増えることは確実」(担当記者)

 

 

 CMの需要も多そうだ。

 

「女性に受けるルックス。米国在住なので『英会話』のCMもいい」(広告代理店関係者)

 

 同じくストリートで金メダルの西矢椛(にしやもみじ)は、わずか13歳。

 

「日本史上最年少での金メダルは衝撃的。いま、スポーツ店に行くとスケボーを買いに来る子供が増えています。ウェブ検索でも『木へんに花』という言葉が上昇中。すでに『飲料』のCMが決定したそうです」(民放関係者)

 

 CMは年齢もあって、「製菓」「学習塾」なども候補に。大手広告代理店によると、年契約でのCM出演料は3000万円にものぼるという。

 

 サーフィン男子で銀メダルの五十嵐カノア(23)は、じつはすでにスーパースター。

 

「すでに11社とスポンサー契約しているが、そのひとつレッドブルは規制が厳しいぶん、契約金が高い。そこと契約できることだけで、実力の高さがわかります。昨年の年収はおよそ2億円。今回の活躍で倍増しても、なんら不思議ではない」(担当記者)

 

 またCMクリエーターは、「試合後、海に向かって正座で一礼した姿への反響も多く、CMは増えるはず。逞しさもウリなので『自動車(4WD)』や、世界を転戦することから『航空会社』がターゲット。新規契約料は約3000万円」と語る。

 

 不振の女子競泳陣で、一人気を吐いたのは大橋悠依(25)。

 

「彼女は身長174cmでスレンダー。いくら食べても太らない体質から、周囲は『ボーン・レディ』と呼んでいる。ノーメイクでもあそこまで美人ならファッション業界も黙っていない」(スポーツライター)

 

「たび重なる体調不良に苦しみながら栄光を掴んだ姿は、同年代の女性から支持を得やすく、『薬剤』や『化粧品』のCMにうってつけ。テレビ関係者も注目し、コメンテーターとして起用したいと引く手あまたです」(広告代理店関係者)

 

 女子ソフトボールで、連覇に貢献した上野由岐子(39)。

 

「米国との決勝戦の瞬間最高視聴率は46.0%。広告代理店によるアンケートでは『もっとも感動した』と答えた視聴者が最多でした。今後、上野には指導者としての期待がかかる」(スポーツ紙記者)

 

「彼女の存在感は心に訴えかけてくるものがある」と、指摘するのは民放関係者。

 

「立ち姿だけですべてを語るので、『企業CM』や『政府系広報』なとが適任でしょう」

 

 柔道で注目は、阿部一二三(23)、詩(21)兄妹のW金。

 

「兄の笑顔は好印象。五輪後は『酒類』のCMも解禁になるはず。話がうまいので、講演会の依頼も増えそう。妹の天真爛漫な笑顔も『食品』『化粧品』などのCMに最適です。兄妹コンビなら5000万円超えもある」(民放関係者)

 

「わがまますぎる」と評価を下げた大坂なおみ(写真・JMPA)

 注目されたのは選手だけではない。独特な表現のスケボー解説で、にわかに人気者となったのが瀬尻稜氏(24)だ。

 

「新種目らしく言い回しもユニーク。『ゴン攻め』『かっけえ』『鬼やばいっすね』『地獄』など新語を連発し、現在CMで使用する目的で商標化の動きもある。出版社も接触しています」(広告代理店関係者)

 

 開会式を担当したNHKの和久田麻由子アナ(32)も、視聴者から高評価だ。

 

「凛とした語り口調が支持され、『チャイニーズ台北』を『台湾』と伝えたことを台湾市民から絶賛された。五輪後にフリー転身話が再燃するでしょう」(民放関係者)

 

 次に、株を下げた選手の筆頭が瀬戸大也(27)だ。

 

「不倫騒動でスポンサー契約をすべて失ったため、今回は挽回のチャンスだったんですが……。ただ400m個人メドレーのレース前には『99%勝てる』と豪語しながら予選落ちし、さらにイメージは低下しました」(担当記者)

 

 大坂なおみ(23)も期待を裏切った一人。

 

「残念ながら、最終聖火ランナーを務めただけで終わってしまった。試合後は取材のミックスゾーンを通らず、現場を混乱させました。スタッフの説得で引き返し、記者の質問には答えたものの、ネット世論は彼女を擁護する声と、『わがまますぎる』という声に大きく分かれたため、五輪の協賛企業は『大坂推し』の内容のCMを急遽、差し替えました。

 

 一方、バドミントンの桃田賢斗(26)は交通事故での大怪我、コロナ感染もあり、予選敗退には同情の声が多かった。ただ、五輪前にバラエティ番組に多数出たりと、マイナスポイントもありました」(スポーツライター)

 

 また、メダル獲得には至らなかったが、体操の内村航平(32)、重量挙げの三宅宏実(35)は、競技の第一人者としての愚直な姿勢が共感を呼び、将来の指導者候補とみられている。

 

 今回、株を上げた選手のなかには、現役を退く選手も出てくるだろう。次のステージは多種多彩だが、政治家に転身する元選手も多く存在した。政治評論家の有馬晴海氏(63)は、政治家になればおもしろい選手を挙げる。

 

「五輪で名前が売れれば、当選は堅い。ソフトボールの上野さんは五輪競技復活の立役者。目的達成への奮闘は、政治そのもの。競泳の萩野公介(26)も不調から復活し、他人の気持ち、痛みがわかる。それは政治家に不可欠な要素です。

 

 サッカーの吉田麻也(32)は統率力を生かせます。私がいちばん注目するのは、陸上ハードルの寺田明日香(31)です。アスリート、妻、母と三足の草鞋を履く。気持ちの切り替えも早く、いちばん政治家向きです」

 

 次は国民の代表として、五輪を動かす選手も出てくるだろう。

 

(週刊FLASH 2021年8月17・24日号)

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