世界2位浮上の張本智和、王国・中国メディアは危機感「パリ五輪で確実に中国脅かす」

国際卓球連盟(ITTF)は22日、最新の世界ランキングを更新し、日本男子の張本智和(IMG)が自己最高位となる2位に浮上した。自身のツイッターで喜びを示した日本のエースに対し、一角を崩された卓球王国・中国のメディアは危機感たっぷりに報道。自国選手たちを“叱咤”する言葉を並べた。

張本智和【写真:Getty Images】

張本智和【写真:Getty Images】

元世界1位の馬龍を抜いて2位に浮上

 国際卓球連盟(ITTF)は22日、最新の世界ランキングを更新し、日本男子の張本智和(IMG)が自己最高位となる2位に浮上した。自身のツイッターで喜びを示した日本のエースに対し、一角を崩された卓球王国・中国のメディアは危機感たっぷりに報道。自国選手たちを“叱咤”する言葉を並べた。

 また一歩、頂点への階段を上った。19日までタイ・バンコクで行われたITTF-ATTUアジアカップ2022の男子シングルスで日本勢33年ぶりの金メダルを獲得した張本。同大会の成績が反映された今回のランキングでは、それまでの4位から元世界1位で五輪男子シングルス2大会連続金メダルの馬龍(中国)を抜いて2位に浮上した。

 これに張本は自身のツイッターで「ついに世界ランキング2位になりました! 自己最高位、そして日本男子最高位! 初めて3位になった日から約4年、ここまでとても長かったです。とても偉大な2人の間に入れて本当に感慨深いです。1位とはまだまだ差がありますが、念願の世界ランキング1位を目指してもっと頑張ります!」と喜んだ。

 一方、樊振東は1位の座を守ったものの、馬龍、王楚欽で形成してきた3強の一角を崩される形となった中国の各メディアは今回のランキング変動を大きく報道。専門メディア「卓球ネット」は「中国卓球チームは今年の卓球アジアカップに優秀な選手を何人も派遣したが、成績はあまり振るわず、特に男子シングルスでは派遣した2名の選手がいずれも4強に進めずに、ファンをがっかりさせた」とアジアカップの不振を嘆いた。

 その上で「男子シングルスで中国は4強に進めなかったが日本男子は非常に強大な競争力を見せ、特に張本は決勝まで突き進み、韓国選手との間で優勝を争った。張本のパフォーマンスは今回、全体的に素晴らしいものだった」と張本を称賛。「張本は最近、続けて決勝に進出してその優れた力を見せており、2年後に迫ったパリ五輪では確実に中国卓球チームを脅かす存在となる。張本の勢いを抑えるためにも、中国選手は今後の試合で、張本に全力で立ち向かい、一戦一戦を確実に戦わねばならない」と危機感を露わにした。

 最後も「今回アジアカップで優勝したことで、張本智和はますます自信を持ち、今後中国選手と対戦する際にも、恐らくこれまで以上に余裕をもって当たってくるだろう。大きな試合の舞台で中国選手が今後も優勝を続けていくためにも、これから張本と対戦する際には、必ず注意深く対応して行く必要がある」と厳しい言葉で締めた。

(THE ANSWER編集部)

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