つくば秀英、初の団体4強王手 そっくり双子のカフレ兄弟ともに3戦3勝「実力も五分五分」【インターハイ柔道】

柔道の全国高校総体(インターハイ)は6日、愛媛県武道館で開幕。初日は男子団体が3回戦まで行われ、8強が出揃った。つくば秀英(茨城)は、双子の3年生カフレ兄弟が同時出場。日系ブラジル人の両親を持つ2人の貢献もあり、初のベスト4進出に王手をかけた。

団体戦でともに3戦3勝と貢献したつくば秀英のカフレ兄弟【写真:宮内宏哉】

団体戦でともに3戦3勝と貢献したつくば秀英のカフレ兄弟【写真:宮内宏哉】

インターハイ柔道、つくば秀英は8強入り

 柔道の全国高校総体(インターハイ)は6日、愛媛県武道館で開幕。初日は男子団体が3回戦まで行われ、8強が出揃った。つくば秀英(茨城)は、双子の3年生カフレ兄弟が同時出場。日系ブラジル人の両親を持つ2人の貢献もあり、初のベスト4進出に王手をかけた。

 双子の兄弟が牽引した。つくば秀英は次鋒が兄のカフレ・ジュリアーノ。副将が弟のカフレ・ガブリエル。3回戦までの3戦は、互いに全勝となった。2回戦で中堅の天下井亮太(3年)が負傷し、3回戦は1人少ない状況だったが、神港学園(兵庫)に3-2で勝利。裏投げによる一本勝ちで8強入りを確定させた弟ガブリエルは、嬉しそうにガッツポーズした。

 両親が日系ブラジル人。茨城で生まれ育ち、兄2人の姿を見て小学1年生からともに柔道を始めた。黒帯になったのも、中学2年の同じ時期。兄ジュリアーノが81キロ、弟ガブリエルが90キロだが、体重が同じなら「五分五分。どっちが勝つか分からない」と実力も伯仲だという。

 普段の練習から声をかけ合い、高め合ってきた。ガブリエルが「(兄が)試合で勝つと自分も火が付きますし、それが自分も勝つことにつながる」と言えば、ジュリアーノも「2人で切磋琢磨できる関係。片方が頑張ればもう片方も頑張れる。それが2人の強みだと思う」と関係性を表現した。

 呉浩伸監督からも「2人がポイントゲッターになり、軸として攻めていく」ことを求められるなど、兄弟がチームの中心として期待されている。個人戦に出場するのは弟のガブリエルだけで、兄ジュリアーノは団体戦が最後。「個人戦も出たかったが、県大会で負けた分も団体戦にぶつけたい。目標を高く持ち、絶対に勝つという気持ち」と意気込んだ。

(THE ANSWER編集部・宮内 宏哉 / Hiroya Miyauchi)

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