ツール・ド・フランス=路上観戦者なしで開催の可能性も

 フランス・スポーツ相は26日、世界最高峰の自転車ロードレースであるツール・ド・フランスの開催可否について決断するのは時期尚早とする一方、新型コロナウイルスの感染リスク軽減のため路上観戦者なしで実施する可能性について言及した。写真は昨年大会。パリで2019年7月に代表撮影(2020年 ロイター)

[パリ 26日 ロイター] - フランス・スポーツ相は26日、世界最高峰の自転車ロードレースであるツール・ド・フランスの開催可否について決断するのは時期尚早とする一方、新型コロナウイルスの感染リスク軽減のため路上観戦者なしで実施する可能性について言及した。

サッカーの2020年欧州選手権(ユーロ2020)や東京五輪といった世界的なスポーツイベントの延期が決定するなか、6月から7月にかけて行われるツール・ド・フランスは現状では延期・中止となっていないビッグイベントの一つとなっている。

ツール・ド・フランスは1903年の開始以来、1914年から1918年、1939年から1945年の世界大戦時を除き、中止にはなっていない。

フランスのロクサナ・マラシネアヌ・スポーツ相はツイッターで「ツールはスポーツの記念碑。決断するには早すぎる。何事にも時間がある。今のところ、われわれにはもっと切迫した戦いがある。目の前のこの山に集中してから次のことを考えよう」と語った。

また、同スポーツ大臣は25日夜、ラジオ局「France Bleu」で「ツールのビジネスモデルはチケット販売ではなく、テレビ放映権に基づいている。人々は現地よりも家でテレビで観戦するメリットを理解している。テレビでツールをフォローすることは悪いことではないだろう」と語り、観戦者なしでの実施は1つの選択肢になるとした。

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