2週連続Vの古江彩佳が賞金2位浮上、五輪枠接近

国内ツアー年少2週連続優勝

<国内女子ゴルフツアー:大王製紙エリエールレディース>◇最終日◇22日◇愛媛・エリエールGC松山(6545ヤード、パー71)◇賞金総額1億円(優勝1800万円)◇無観客開催

ミレニアム世代(00年度生まれ)の旗手、古江彩佳(20)が「20歳179日」で、ツアー史上3番目の年少2週連続V&通算4勝を達成した。2位に2打差の首位で出て、4バーディー、2ボギーの69で通算15アンダー、269とし、同組の新世紀世代(01年度生まれ)笹生優花(19)らを振り切った。宮里藍畑岡奈紗に次ぐ“年少記録ホルダー”のパーセーブ率は、92・2764%と歴代最高ペース。驚異の安定感でツアーを席巻する。

優勝スピーチで壇上に立った古江が、頭上にあったマイクを手で下げた。153センチの勝者は「最後の3パットはかっこ悪かったですけど…」とばつが悪そうに笑った。最終18番、ウイニングパットはボギーパットになってしまった。

ボギーを打たない-。この日は2、6、9、10番で4バーディーを奪ったが、ボギーも2個あった。だが、第3日までは、第2日8番でショットがバンカーに刺さるダブルボギーこそあったが、ボギーはゼロだった。今季まだ出場13戦ながら、パーセーブ率は92・2764%。16年賞金女王イ・ボミが樹立した歴代最高91・0112%を上回る。

元6年連続女王の不動裕理は、00年からの戴冠期はずっとパーセーブ率1位だった。古江がゴルフを始めた頃に存在を知り、目指す「賞金女王」は不動が始まりで、今も最大の目標だ。

今季ツアー最多3勝目で、賞金ランクは1位笹生と約1615万円差の2位に浮上した。畑岡、渋野、鈴木に次ぐ4番目の東京オリンピック代表争いも、世界ランク30位から20台半ばへの上昇が予想され“出場3枠”に接近する。不動を連想させる20歳は「開幕前は“頑張っても(シーズン)1勝”と思ってました。うれしいです。2週連続優勝はすごくうれしい」と初々しく笑った。【加藤裕一

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