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B2仙台、リーグ打ち切りも自動昇格の可能性が浮上

報道陣の質問に答えるB2仙台渡辺社長(撮影・相沢孔志)

仙台89ERSにB1自動昇格の可能性が浮上した。バスケットボール男子のBリーグは27日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、今季残りの公式戦、1部(B1)と2部(B2)の入れ替え戦など残り全試合の中止を決定。B2東地区首位の仙台渡辺太郎社長(40)と月野雅人主将(31)が仙台市内で取材に応じ、打ち切りによる東地区優勝にも悔しさをにじませた。月野主将は「僕らにはプレーオフをして昇格するチャンスがあったので、試合をして切符をつかみたかった」と残念がった。

だが、昇格の可能性はゼロではない。Bリーグは来季の特別措置として、B1はB2から自動昇格の2チームを含めた20チームで争うと発表。昇格2枠は勝率等を優先も、B1クラブライセンス(CL)を有する必要がある。全体順位は1位信州、2位広島、3位仙台。ただ信州は昨季B2優勝も、財政面の問題で同CLを交付されず昇格できなかった。今季も1月下旬の報告で目標額に届いておらず、同CL獲得の可能性は不透明だ。

一方、仙台はライセンス要件をすべてクリアして、今季も同CLを交付されていた。運命の理事会は4月24日に開催予定。渡辺社長は「今季はB2で観客動員数1位に位置し、財務的にも2季連続赤字の中、今年は黒字化の見込みではある。CL制度によるB1昇格を最後まで諦めずに望みをつないでいきたい」と話した。今後の活動は未定だが、同社長は「今シーズン一緒に戦っていただいた多くの方々に感謝を伝える活動を選手と協力して行いたい」と引き続き、スポンサーやブースターに情報発信していく。【相沢孔志】

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