日清食品グループ駅伝撤退、大迫傑がプロ転向前所属

陸上日本選手権・兼アジア大会代表選考会・第2日男子1万メートル決勝 終盤のスパートで残り1周となり振り返る大迫傑(右)と最後にまくり1位となる佐藤悠基(2014年6月7日撮影)

実業団駅伝の強豪である日清食品グループは11日、今年1月以降、駅伝から撤退すると発表した。

日清食品グループによると、20年東京オリンピック(五輪)のマラソン代表選考会「マラソン・グランドチャンピオンシップ」の出場権を持つ佐藤悠基(32)と村沢明伸(27)を除く部員には社業に専念するか、移籍を奨励した。

今春に入社が内定してた選手も、活動の環境が整備できないため、内定を取り消す形となったが、新たな所属先を見つけられるよう全面的にサポートするという。1月7日に「経営判断として」決まったという。

東京五輪へスポーツの機運が高まっているタイミングで、強豪の思わぬ規模縮小。日本陸連の麻場一徳強化委員長(58)も「ビックリです」と驚いた様子だった。ただ同連盟の尾県貢専務理事(59)は「企業で駅伝の1チームを抱えられない事情もあり、仕方ない部分もある」とした。

日清食品グループは95年に創部。04年アテネ五輪では諏訪利成が6位に入った。男子マラソン日本記録保持者の大迫傑(27=ナイキ)もプロ転向前に所属していた。全日本実業団対抗駅伝は10、12年に優勝も近年は低迷し、今年は16位だった。

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