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【東京五輪】感染大爆発のインドでカヌー代表が予選出場断念 

IOCと組織委にもショックを与えそうだ

 インドのカヌー代表チームが新型コロナ禍の深刻化により東京五輪アジア予選の出場ができなくなり、大きな波紋を呼んでいる。

 インドメディア「ブリッジ」は「パンデミックによりインドでは渡航禁止が課されたため、インドのカヌーチームは東京五輪に出場する最後のチャンスを逃した」と報じた。

 五輪最終予選を兼ねたカヌー各種目のアジア選手権が7日までタイで開催されているが、インドでは新型コロナの二重変異株がまん延して感染が危機的状況にあり、各国がインドからの入国を制限。タイ政府がインドからの直行便をすべて禁止にしたためインド代表はドバイ経由で入国を試みたが、大会直前にタイ政府が規制を強化してインドからの入国を全面禁止としたためにアジア予選への出場が不可能となり、涙を飲むことになった。

 感染が悪化の一途を辿るインドでは、陸上競技連盟のアディル・スマリワラ会長が「インドでの感染拡大はアスリートの準備計画を台無しにした。検疫措置もあり適切なトレーニング場所を見つけるのも困難だ」と悲痛な叫びを上げたばかり。インドでは東京五輪に向けて準備を進められる状況ではないのだ。

 感染症の専門家からは現状では各国の感染状況に格差があり、東京五輪では競技の公平性を保てないとして開催の見送りを求める声が相次いでいる。今後も出場の辞退や断念が相次ぎそうだが〝不公平五輪〟になっても国際オリンピック委員会(IOC)や大会組織委員会は開催を強行するのだろうか。

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