萩野の合宿参加取りやめに平井コーチ「一回ペースを落とすことが必要」

取材に応じた平井コーチ

 リオ五輪競泳男子400メートル個人メドレー金メダルの萩野公介(24=ブリヂストン)が、平井伯昌コーチ(55)が指導する選手のスペイン高地合宿参加を取りやめ、東洋大で学生たちと練習することになった。

 19日、現地へ出発した平井コーチは「昨日(18日)の夜、話して決めた。コナミオープンのこともある。気持ちを整理して、一回ペースを落とすことが必要」と電話で伝えたという。

 萩野はコナミオープン(16〜17日、千葉県国際総合水泳場)初日、400個人メドレー予選で7位と大失速したことで、決勝と翌日の200メートル個人メドレーを棄権。その後、病院で血液検査を受けたものの異常は見つからず、原因不明の不振に悩んでいた。

 平井コーチはLINEでやりとりをした際も、頑張りたいという気持ちと、ゆっくりしたいという部分で萩野が迷っていたといい「背中を押したというか、一つの方法を選んだということ。ホッとしている感じもあった」と明かした。

 4月には日本選手権(2日開幕、東京辰巳国際水泳場)を控えるが、平井コーチは「本来の彼の力であれば代表入りはたやすい。自力でしっかり考えてもらって、僕らがサポートできれば一番いい」と話した。

 合宿に参加するチームメートの大橋悠依(23=イトマン東進)は「同じ個人メドレーの選手なので寂しい気はする。大事な年だが、ここが全てではないし、日本でしかできないこともある。お互いにしっかり頑張れれば」と語った。

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