【スキージャンプ】W杯男子第12戦 小林陵侑 史上最多タイ6連勝

【イタリア・バルディフィエメ12日(日本時間13日)発】ノルディックスキーのW杯ジャンプ男子個人第12戦(ヒルサイズ=HS135メートル)、年末年始のジャンプ週間で4戦4勝の完全制覇を達成した小林陵侑(22=土屋ホーム)が135メートル、136メートルの合計315・0点で圧勝し、W杯ジャンプ男子史上で過去に4人しかいない、最多記録に並ぶ6連勝の快挙を達成した。

 小林陵は22歳になったばかりの昨年11月に行われた今季の個人第2戦でW杯初優勝を飾った。

 それからわずか2か月弱。この日のVで日本選手のW杯シーズン最多勝利記録を9に伸ばしただけでなく、通算勝利数でも日本歴代3位の原田雅彦氏(50)に並ぶとともに、過去にフィンランドとオーストリアの欧州勢が2人ずつしか達成したことのないW杯6連勝の記録に名前を刻んだ。

 この日は1回目のジャンプで135メートルを飛び、2位に距離で13メートル。ポイントでも26・4点の差をつける。

 さらに2回目でも136メートルをマーク。2位のD・クバツキ(28)に26・5点の大差をつける315点で優勝した。

 年末年始の1週間で4戦4勝した伝統の「ジャンプ週間」の疲労も心配される中で臨んだこの日も「リラックスして集中できた」という。

「(6連勝で)レジェンドたちに並べてすごくうれしい」との喜びに浸る間もなく、13日(日本時間14日)には前人未到の7連勝がかかるジャンプが控える。

「史上初、とかいうことは考えず、自分のジャンプのことだけに集中したい」と話した小林陵は「勝つのが当たり前みたいに周りもなっているし、自分もちょっと慣れがあるので気をつけたい」と気を引き締めなおした。

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