【国内女子ツアー】プロ初V 勝みなみの不振救った芹沢の助言

 女子ゴルフの国内ツアー「大王製紙エリエールレディス」最終日(18日、愛媛・エリエールGC松山=パー72)、首位から出た勝みなみ(20=明治安田生命)が、ボギーなしの7バーディーの65で回って逃げ切り、通算20アンダーで2017年のプロ転向後初のツアー優勝を果たした。

 2014年4月に15歳のアマチュアとしてツアー史上最年少勝利を飾って以来の通算2勝目。賞金1800万円を獲得した。勝は「ずっと目標にしていたので本当にうれしい。(決勝ラウンドの)2日間いいゴルフができて自信になるし、次にもつながる。あと1試合あるのでしっかり切り替えて頑張りたい」と話した。

 今季は同世代のライバルが先に優勝し、自身は夏以降に予選落ちを繰り返すなどして「試合に出たくない」と思うこともあった。不振脱出のターニングポイントとなったのは10月の「富士通レディース」で、ツアー通算5勝を誇る男子プロの芹沢信雄(59=サンエー・インターナショナル)からもらった助言だった。

「以前に比べて、トップが小さくなっているように見える。正面から見て、背中にあるメーカーのロゴが見えるぐらい体を回した方がいい」

 言われた通りに数球打った勝はすぐにその効果を実感。「自分でいい時の動画と見比べて、トップをコンパクトにしようと、逆のことをやっていました」と苦笑い。この日から徐々に本来の調子を取り戻していった。

 当時、芹沢が女子の試合会場を訪れたのは、弟子の西山ゆかり(36=アマダHD)をチェックするためだった。勝が西山と同組という“幸運”がなければ、アドバイスを受ける機会もなかったわけだが、この優勝をきっかけにさらなる飛躍が期待される。

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