「やっぱり男か」女子ボクサーの体内に睾丸、濃い目の化粧と花柄衣装 “2つの顔”に困惑
11月5日、パリ五輪の女子ボクシング66キロ級で金メダルを獲得したアルジェリア代表イマネ・ヘリフが生物学的に男性だという医療報告書が流出したと海外メディアが報じた。
トランプ大統領も“参戦”した騒動
ヘリフはパリ五輪の2回戦でイタリアのアンジェラ・カリニと対戦。カリニはへリフに圧倒的な力の差を感じたのか、開始46秒で棄権した。「鼻に強い痛みを感じた、自分のために試合を止めた」と試合後に発言。大きな騒動となった。というのも――
「へリフ選手は昨年、国際ボクシング協会主催の世界選手権で男性であることを理由に女子の決勝への進出が認められなかったのです。
国際ボクシング協会は通常男性が持っているXY染色体を持つ人を男性と規定していて、性別適格検査でヘリフがXY染色体を持っていたことが判明したためなのですが、パリ五輪は国際ボクシング協会ではなく国際オリンピック委員会が競技を統括していることから、オリンピックへの出場は可能になったのです」(スポーツ紙記者、以下同)
そういった経緯があったため、五輪大会中に「へリフは本当は男性なのでは?」という疑念が生じ、米国トランプ大統領や小説『ハリー・ポッター』シリーズで知られる英作家J・K・ローリング氏もコメントを出すなどの大騒動になったのだ。
「その後、今月5日になって、インドのヒンドゥスタン・タイムズ紙などが、フランス人ジャーナリストが入手した医療報告書に、ヘリフの睾丸は体内に埋もれていて、XY染色体を持っている、子宮は見当たらないと書かれていると報じました」
生物学的には男性だという報告書の内容に、ネット上では「やっぱりそうだと思った」といった声が多くあがっている。
《やっぱり男なんじゃん》
《最初から男だと思ってたよ》
《顔も体つきも男だもん》
《男が女とボクシングで戦うなんて卑怯》
《対戦相手の女性選手がかわいそすぎる》
たくましく鍛え上げられた身体つきと顔の骨格、五輪という世界大会で多くの人が目にしたヘリフ選手。この報道を受け国際オリンピック委員会は、ヘリフ選手が「法的措置を取る」と明らかにし「選手が現在受けている虐待に心を痛めている」と付け加えた。
果たしてメダルの行方はーー。
11/10 11:00
週刊女性PRIME