「非常に適した解決策」遠藤航の恩師が代表監督に?低迷ドイツの救世主になるか。招聘は母国開催のEURO2024以降か

【写真:Getty Images】

 リバプールを率いるユルゲン・クロップ監督は、今季限りで同クラブの指揮官から退くことを表明している。日本代表MF遠藤航の恩師でもあるクロップ監督の去就は注目されているが、今度はクラブではなく、ドイツ代表の監督になるかもしれない。英メディア『フットボール・トランスファーズ』が報じている。

 リバプールは今年1月、2023/24シーズン限りでクロップ監督が退任することを発表した。2015年からリバプールを率いるクロップ監督は、これまでの数年間でチームを強化し、今季はプレミアリーグで優勝争いを演じている。昨夏にはシュトゥットガルトから遠藤を獲得し、懐疑的な見方が広がる中でも起用し続け、今ではワールドクラスと称されるほどの選手に成長させた。

 同メディアによると、クロップ監督は退任後、一時的に監督業から離れる可能性があるという。そのため、ドイツで開催されるEURO2024でドイツ代表を率いる可能性は低いが、それ以降にドイツ代表の監督に就任する可能性があるとのこと。同メディアはタイトルに「ドイツがクロップの将来を変える計画を立てる」とつけ、「ユリアン・ナーゲルスマン監督はEURO2024終了後に退任する見込みである。クロップのサバティカル期間中、暫定的な監督を任命する必要がある。2025年に本格的な国際試合がないことを考えれば、その1年間で2026年の北中米ワールドカップに備えることができる。クロップがこの見通しをどう考えているかは不明だが、これはドイツサッカー連盟(DFB)にとって非常に適した解決策だろう」との見解を示している。

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