ラムズデール痛恨ミスを同僚DFが擁護「私も先月2回やらかした」。その後のファインプレーについても言及

【写真:Getty Images】

 プレミアリーグ第28節が現地時間9日に行われ、アーセナルはブレントフォードと対戦して2-1で勝利した。前半終了間際にGKアーロン・ラムズデールのミスが失点に繋がったが、これに対しウィリアン・サリバが擁護の声を上げた。英メディア『Evening Standard』が11日に報じている。

 今季はダビド・ラヤが正守護神としてアーセナルのゴールを守っているが、同選手はブレントフォードから昨夏ローンで加入した選手だ。従ってこの試合は出場できず、ラムズデールがピッチに立った。
 
 前半アディショナルタイム、自チームCBのガブリエウ・マガリャンイスからバックパスを受けたラムズデールは、ブレントフォードのFWヨアネ・ウィサのプレッシャーをかわせなかった。鋭いタックルで突っ込んできたウィサの左足がボールにあたり、それが跳ね返ってネットを揺らす。

 カイ・ハフェルツが86分に勝ち越し弾を決めるまで、試合は1-1で推移していた。今季の優勝戦線を争うリバプールとマンチェスター・シティが直接対決で引き分けたことを考えると、結果的にこの試合で得た勝ち点「3」は極めて重要な意味を持っている。暫定ながら、アーセナルはリーグの首位に浮上した。

 深刻なミスを犯したラムズデールについて、サリバは「どの選手にもミスはある。私も先月2回やらかしたが、チームメイトが共にいてくれた。私たちはいつだって一緒にいるよ。彼はあのあと3回も良いセーブを見せてくれたし、私はとてもハッピーさ」と語っている。

 なお、サリバはブレントフォード戦の総括として「時にはこうやって苦しんで勝つのも悪くないよ」と述べ、12日に行われるUEFAチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグ、ポルト戦に向けて「火曜日の試合が待ちきれない」と高ぶる気持ちを表明した。

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