天王山を迎えるリバプールに「新たな負傷者の懸念」。中盤では今シーズン4度目のトリオを形成か?

【写真:Getty Images】

 プレミアリーグ第28節が現地時間10日に行われ、リバプールはマンチェスター・シティと対戦する。首位攻防戦となるこの試合を前に、リバプールの地元紙『Liverpool Echo』が天王山の展望を報じている。同紙は、サッカー日本代表MF遠藤航について「先発する可能性が高い」と伝えた。

 リバプールは、7日に行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16・1stレグのスパルタ・プラハ戦に5-1で大勝したが、フランス代表DFイブラヒマ・コナテのコンディションが懸念されている。50分に途中交代した同選手は、足を引きずりながらピッチを後にする場面が見られた。

『Liverpool Echo』はこれに対し「新たな負傷者の懸念」と見出しを打ち、シティ戦ではプラハとの試合からDFラインにいくつか変更点が生まれる可能性があることを指摘している。同紙はコナテが出場できない場合、「右サイドバックのジョー・ゴメスがCBとしてフィルジル・ファン・ダイクとデュオを形成するだろう」と予想する。その際、「右サイドバックにはコナー・ブラッドリーが起用される」と見通した。

 また、中盤の3枚について、同紙は「ドミニク・ショボスライとアレクシス・マックアリスターがインサイドハーフの位置に入り、6番のポジションに遠藤が並ぶ可能性が高い」と報じている。

 なお、同紙によるとこのトリオがスタートから同時起用されるとすれば、「今シーズン4度目」だという。各々が別のタイミングでの負傷離脱、大陸別選手権への参加が重なり、なかなか見られなかった中盤の形が、この大一番で形成されるかもしれない。

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